3DRブリッジ

3DRブリッジとは?

  • 歯を削らず、取り外しができるブリッジの進形態「3DRブリッジ」。
    3DRとは「3rdDentalRestoration」の略で、つまり入れ歯・インプラントに続いて新しく登場した3ステージ目の義歯という意味です。「3DRブリッジ」は、これまでのブリッジや部分入れ歯では、噛み心地や見た目で満足できなかった患者さまにも喜んでいただける新しい義歯です。「痛い治療は受けたくない」「短期間で治療を済ませたい」という方にもおすすめできる画期的な治療法といえます。

  • 頬をおさえている女性の写真

3DRブリッジの紹介動画です。三角のマークをクリックすると再生します。

  • 部分床義歯/全部床義歯のイラスト

    第一の義歯
    部分床義歯/全部床義歯

  • クラウン・ブリッジのイラスト

    第二の義歯
    クラウン・ブリッジ

  • インプラントのイラスト

    第二の義歯
    インプラント

3DRブリッジの特徴

「3DRブリッジ」は、欠損した歯の代わりになる義歯のパーツを備えたU字型の装置です。奥歯の奥をU字の真ん中にして、歯の表側と裏側を挟むようにパチンと装着します。装置の内側が薄い金属製なので、つけている違和感がほとんどないのにもかかわらず、丈夫でしっかりと噛めます。それでいて外側の見える部分に関しては、歯や歯ぐきにに馴染む色や形状に整えているので目立ちません。装置の内側の金属部分が人目に触れることは、ほぼありませんし、見た目が自然で美しい点も好印象です。

義歯を装着していることを周りの人に気づかれにくい構造なので、接客業や営業職など、人前に出る仕事の方も口元を気にせずに済みます。「3DRブリッジ」の専門歯科医師が歯の型取りを精密に行い、「3DRブリッジ」の専門歯科技工士が歯にぴったりと密着するように製作します。歯に密着しているため噛み心地がよく、痛みや違和感もありません。

  • 3DRブリッジの写真1
  • 3DRブリッジの写真2

3DRブリッジの紹介動画もご覧ください。

3DRブリッジのメリット・デメリット

3DRブリッジのメリット・しっかり噛める

・違和感が少ない
・残存歯を削らず大切にできる
・見た目が自然でキレイ
・取り外し自由なのでお手入れが簡単
・痛みのある治療がない

満足度の高い高性能な義歯でありながら、ブリッジとは異なり「健康な歯を削らなくていい」、入れ歯とは異なり「健康な歯に負担を掛けて、歯の寿命を縮めることがない」、インプラントとは異なり「外科手術も不要」というのが、「3DRブリッジ」の圧倒的なメリットです。

これまでのブリッジや部分入れ歯は、失った歯の周りの健康な歯を削ったり圧を掛けたりして義歯の土台にする必要がありました。「3DRブリッジ」なら、歯を削らずに安定した噛み心地を得られます。
そして、自分の歯のような違和感のなさを得られる義歯といえば、これまではインプラントの独壇場でした。しかしながら、インプラントには外科手術が必要という難関があるため、一歩踏み出せずにいる患者さまも少なくありません。
その点、「3DRブリッジ」なら、麻酔をして治療を受ける必要もないですし、さらには術後の痛みに耐えたり、長期間にわたって通院したりすることもなく、高性能な義歯を手に入れることができるのです。

また、治療時間の短さも「3DRブリッジ」のメリットのひとつです。治療にかかるのはトータルで約3~4週間、しかも通院は2回のみでOKというから、忙しくて歯科に通う時間があまりとれないという患者さまにとっても、治療しやすい方法といえるでしょう。治療の手順は、診察・診断、精密な型取り、そして3DRの製作を待って完成したら装着する、という3工程だけ。その中で、痛みを伴う治療はありません。

参考までに、他の義歯の一般的な治療期間を紹介しておきましょう。入れ歯は約1カ月~1カ月半、ブリッジは2~4週間、インプラントは半年~1年程度です。治療期間は歯の状態によって個人差があります。

3DRブリッジのデメリット

・適応範囲が決まっている
・取り外しはコツをつかむまで時間がかかる

「3DRブリッジ」は、非常に利便性の高い義歯ですが、どの歯にも「3DRブリッジ」が適応するわけではありません。まずは欠損歯が3DR治療を行える状態か、診察・診断を受けます。
また、「3DRブリッジ」は取り外し式です。外してじゃぶじゃぶ洗えますし、お手入れがしやすい点はメリットでもあるのですが、3DRの着脱には慣れるまで手間がかかります。

3DRブリッジのお手入れ方法

普段のお手入れは、自分の歯と同じように歯磨きをするだけです。入れ歯のように洗浄剤に浸す必要はありません。お手入れが非常にカンタンな点も、「3DRブリッジ」の大きなメリットといえるでしょう。