マウスピース矯正の種類を比較!評判がいいおすすめは?

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歯並びを整えたいという方にとって、透明で目立ちにくく着脱可能なマウスピース矯正は近年話題を集めています。

マウスピース矯正をしたいと考えたとき、次のようなことが気になるのではないでしょうか?

「マウスピース矯正ってどんなブランドがあるのかな?」

「自分の悩みは、マウスピース矯正で解消できるのかな?」

「マウスピース矯正って、どのくらい時間がかかるんだろう。」

マウスピース矯正は、さまざまなメーカーがあり、治療にかかる費用や治療期間などそれぞれ異なります。

この記事では、おすすめのマウスピース5つ厳選し、それぞれの適用症例や口コミ、料金などをご紹介します。

マウスピース矯正を検討しているけど不安があるという方は、マウスピース矯正が失敗する理由も合わせて紹介しておりますので、参考にしてみてくださいね。

この記事で分かること

人気で評判の良いマウスピース矯正の種類を比較!

現在人気のマウスピース矯正で、特に評判の良い5ブランドをピックアップし比較していきます。

マウスピース矯正の種類料金(税込)適応症例
クリアコレクト約15〜80万円全体矯正・部分矯正
インビザライン約70〜120万円全体矯正・部分矯正
シュアスマイル約22〜100万円全体矯正・部分矯正
アソアライナー約10〜40万円部分矯正
キレイライン約19.8〜46.2万円部分矯正

おすすめのマウスピース矯正を紹介

今話題のマウスピース矯正は、現在いろいろなメーカーから出ていますが、おすすめのこの記事ではおすすめ5選を挙げて紹介していきます。

メリット・デメリットも含め順番に詳しく解説していきますので、最後までご覧ください。

クリアコレクト

出典元:公式サイト

クリアコレクトとは、インプラントで有名なスイスのストローマン社が出しているマウスピース矯正です。

アメリカでは、インビザラインに次ぐNo.2のシェアを誇るマウスピース矯正です。

クリアコレクトの特徴

クリアコレクトの特徴は、以下の通りです。

  • 矯正範囲:部分矯正・全体矯正に対応
  • 素材:3層構造で薄くしなやかな素材で強い矯正力を発揮
  • 治療期間:全体矯正は1〜2年、部分矯正は6ヶ月程度
  • マウスピースが特に目立ちにくい

クリアコレクトのマウスピースは前歯だけの部分矯正に限らず、奥歯からのがたつきを治療する全体矯正にも対応したマウスピース矯正です。

このため、比較的多くの症例に対応できます。

マウスピースの素材は、クリアクウォーツという素材を使用していて、この素材は3層構造であり薄くてしなやかで目立ちにくく、強い矯正力を発揮します。

また、クリアコレクトは有名なインビザラインの後発品ともいわれていて、インビザラインと比較しても費用を抑えやすいでしょう。

クリアコレクトの料金相場

クリアコレクトの料金相場は幅広く、15〜80万円程度です。

ただし矯正する範囲や種類、歯科医院によって異なります。

料金には以下の6つのプランがあり、症例に応じて幅広く対応することができます。

歯科医院によって取り扱っていないプランもありますので、まずはその歯科医院のホームページ等で確認してみると良いでしょう。

クリアコレクトのプラン特徴
FLEX・軽度の歯並びの乱れで部分的な矯正
・上下の顎どちらか
MINI・軽度の歯並びの乱れ
・修正を含む12枚のマウスピース
・治療期間は最長6か月
ONE・中度の歯並びの乱れ
・修正とリテーナーを含む24枚のマウスピース
・治療期間は最長1年間
TWO・中度の歯並びの乱れ
・修正とリテーナー含む48枚のマウスピース
・治療期間は最長2年間
THREE・中度〜重度の歯並びの乱れ
・修正とリテーナーを含む72個のマウスピース
UNLIMITED・抜歯が必要など重度の歯並びの乱れ
・交換、修正、リテーナーを含むマウスピースを5年間利用可能

クリアコレクトのメリット・デメリット

クリアコレクトのメリット・デメリットを以下にまとめました。

メリットデメリット
・部分矯正、全体矯正にも対応
・マウスピースが目立ちにくい
・プランが細かく設定されていて料金を抑えやすい
・歯ぐきを覆うことから違和感を感じる方もいる
クリアコレクトのメリット

クリアコレクトのメリットは、前歯だけの部分矯正だけでなく奥歯から乱れた全体矯正にも対応できるため、対応症例が多いという点です。

装着時に歯ぐきにマウスピースが2mmほど被り、笑った時にも目立ちにくい作りとなっています。

また、覆う範囲が広いことから他のマウスピースより強い矯正力を発揮するのもメリットのひとつです。

治療の料金についても気になるポイントですが、料金のプランが6つに分かれており、軽度の歯並びの乱れの方などはかなり料金を抑えての治療も可能です。

クリアコレクトのデメリット

クリアコレクトのデメリットは、マウスピースの装着感が気になる方もいるという点です。

装着時に歯ぐきにマウスピースが2mmほど被るような作りになっていて目立ちにくいですが、これが人によっては違和感と感じることもあるでしょう。

インビザライン

出典元:公式サイト

インビザラインはアメリカのアライン・テクノロジー社が開発したマウスピース型矯正装置です。

1999年に発売が開始されてから、世界で1400万人以上に使用されている実績があり、シェアNo.1を誇るマウスピース型矯正装置です。

インビザラインの特徴

インビザラインの特徴をご紹介します。

  • 矯正範囲:部分矯正、全体矯正に対応
  • 素材:弾力性と耐久性に優れる
  • 治療期間:全体矯正は2〜3年、部分矯正は6ヶ月〜1年程度
  • 料金体系:料金体系は症例ごとに6コースに分かれている
  • 幅広い症例の歯並び改善を目指す

インビザラインはシェアNo.1を誇るマウスピース型の矯正装置で、聞いたことがあるという方も多いと思います。

部分矯正だけでなく、奥歯からのがたつきを治療する全体矯正にも対応したマウスピース矯正で、マウスピース矯正の種類の中でも子供から大人まで最も多くの症例に対応できるマウスピース矯正装置です。

マウスピースの素材はスマートトラックと呼ばれるポリウレタン素材で、弾力性と柔軟性に優れていることから、マウスピースの装着も楽に行えます。

マウスピースの作りは、歯と歯ぐきの境目まで覆っている作りで、装着した時も歯ぐきに当たらないため違和感や負担が少なく装着を続けられます。

インビザラインの料金相場

インビザラインの料金相場は他のマウスピース矯正と比較するとやや高く、70〜120万円程度と言われいます。

ただし、矯正する範囲や種類、歯科医院によって異なります。

インビザラインのメリット・デメリット

インビザラインのメリット・デメリットを以下にまとめました。

メリットデメリット
・世界でシェアNo.1
・適応できる症例が多い
・装着時の違和感が少ない
・治療料金がやや高い
インビザラインのメリット

メリットは、世界で1400万人以上に使用されている実績があり、シェアNo.1を誇るマウスピース型矯正装置であることです。

他メーカーのマウスピース矯正では対応できない歯並びでも、適応できるというケースがあり、子供から大人まで幅広い年齢で多くの症例に対応することが可能です。

装着時、マウスピースは歯頚部と呼ばれる歯と歯ぐきの境目までしか覆われていないので、装着時の違和感も少ないです。

インビザラインのデメリット

デメリットは、他のマウスピース矯正と比較してやや料金が高いことです。

しかし、他のマウスピース矯正より適応できる症例が多く、実績も多いため不安があるという方でも安心できます。

シュアスマイル

出典元:公式サイト

シュアスマイルは、1999年世界有数の歯科企業であるデンツプライシロナ社により開発されたマウスピース型の矯正装置です。

シュアスマイルの特徴

シュアスマイルの特徴をご紹介します。

  • 矯正範囲:部分矯正、全体矯正にも対応
  • 素材:プラスチック素材で非常に薄く目立ちにくい
  • 治療期間:全体矯正は3年、部分矯正は6ヶ月〜1年程度
  • 料金体系:料金体系は症例ごとに6コースに分かれている
  • デジタル機器を用いて、より精密な治療計画を立てられる

シュアスマイルのマウスピースは、部分矯正・全体矯正に対応したマウスピース矯正で、比較的多くの症例に対応できるマウスピースです。

マウスピースの素材はEssix ACE素材と呼ばれる透明なプラスチック素材で、非常に薄いので装着していても目立ちにくいのが特徴です。

さらに、治療前の歯型を作る際にデジタル機器を用いて、精密な治療計画を立てられます。

シュアスマイルの料金相場

シュアスマイルの料金相場は幅広く、22〜100万円程度です。

ただし、矯正する範囲や種類、歯科医院によって異なります。

シュアスマイルのメリット・デメリット

シュアスマイルのメリット・デメリットを以下にまとめてみました。

メリットデメリット
・歯型をとる際にデジタル機器を用いてより正確な治療計画を立てられる
・素材が非常に薄く目立ちにくい
・対応可能な歯科医院が限られる
シュアスマイルのメリット

シュアスマイルのメリットは、治療前の歯型を作る際にデジタル機器を用いて、より精密な治療計画を立てられることです。

機械でシミュレーションしながら治療計画を立てることができるため、治療後の歯並びを一緒に確認することも可能です。

また、矯正治療は、通う歯科医院によって技術格差が出てしまうといった懸念もあるのですが、シュアスマイル は技術格差を減らすことができます。

マウスピース矯正は基本的にどれも目立ちにくいのですが、シュアスマイルはssix ACE素材と呼ばれるプラスチック素材で、非常に薄いので装着していてもさらに目立ちにくいです。

シュアスマイルのデメリット

シュアスマイルのデメリットは、対応可能な歯科医院が少ないことです。

特に地方であれば近くに対応している歯科医院がないということもあり得ます。

シュアスマイル矯正を希望する場合、近くの歯科医院で対応しているかどうかあらかじめ調べておくと良いでしょう。

アソアライナー

出典元:公式サイト

アソアライナーは、日本の矯正専門ラボが提供する日本製のマウスピース型矯正装置です。

アソアライナーの特徴

アソアライナーの特徴をご紹介します。

  • 矯正範囲:部分矯正のみに対応
  • 素材:吸収性の少ない丈夫な素材
  • 治療期間:3ヶ月〜1年程度(部分矯正)
  • 3種類の異なる硬さのマウスピースを順番に使用
  • 新しいマウスピースごとに型取りが必要

アソアライナーの矯正範囲は前歯だけの部分矯正に限定されており、比較的軽度な歯並びの乱れの方が適応です。

3つの異なる硬さのマウスピースを使用していくため、痛みが少ないことが、他とは違う特徴です。

10日ごとにソフト・ミディアム・ハードという異なる硬さのマウスピースを使用して、噛む力でゆっくりと歯を移動させていきます。

また、マウスピースの素材は、寸法安定性に優れ吸水性が少なく、ポリエチレンテレフタラートといってペットボトルにも使用される素材で毒性もないため安心して使用することができます。

アソアライナーの料金相場

アソアライナーの料金相場は、10〜40万円程度と、比較的に他のマウスピース矯正より費用を抑えることができます。

ただし、矯正する範囲や種類、歯科医院によって異なります。

アソアライナーのメリット・デメリット

アソアライナーのメリット・デメリットを以下にまとめました。

メリットデメリット
・3つの異なるマウスピースを使用することから痛みが少ない
・他のマウスピース矯正より費用を抑えることができる
・全体矯正には対応していない
・毎回歯型をとる必要がある
アソアライナーのメリット

アソアライナーのメリットは、マウスピースを使用する痛みが出にくいことでしょう。

異なる硬さの3種類のマウスピースを柔らかいものから順番に使用していくため、他のマウスピース矯正と比較すると、痛みが出にくいです。

また、他のマウスピース矯正に比べ、やや費用を抑えることも可能です。

アソアライナーのデメリット

アソアライナーのデメリットは、全体矯正には対応していないという点です。

また、来院ごとに毎回歯型をとる必要があることです。

アソアライナーは1つのマウスピースで歯が動く度に歯型をとり、新しいマウスピースを作成していくシステムになっています。

通常1ヶ月に1回のペースでの来院が必要で、その度に型取りをしていく必要があるため、頻繁な来院が難しいという方には、おすすめできません。

しかし、最大3ヶ月分まとめてマウスピースを作成できるというシステムの歯科医院もありますので、まずは来院予定の歯科医院へ相談してみましょう。

キレイライン

出典元:公式サイト

キレイラインは、SheepMedical Technologies株式会社が提供する矯正装置です。

軽度の歯並びの乱れを改善することを目的としており、見た目を重視する人に適しています。

キレイラインの特徴

キレイラインの特徴をご紹介します。

  • 矯正範囲:部分矯正のみに対応していて、範囲は上下の前歯12本
  • 素材:吸収性の少ない丈夫な素材
  • 治療期間:6ヶ月〜1年程度(部分矯正)
  • 2種類の異なる硬さのマウスピースを順番に使用
  • 新しいマウスピースごとに型取りが必要

キレイライン矯正の矯正範囲は、部分矯正のみで上下の前歯12本を対象としています。

マウスピースの素材は、透明の樹脂素材で弾力性に優れています。

比較的強度の高いマウスピースと考えられているため、食いしばりや歯ぎしりがあるという方にとっても安心ですよね。

キレイラインのマウスピースは、歯が動く度に歯型をとり、新しいマウスピースを作成していくシステムなので、月に1回程度の来院が必要となる場合が多いです。

キレイラインの料金相場

キレイラインの料金の相場は、19.8〜46.2万円程度です。

治療コースが5回、10回、15回と分かれていて、分かりやすい料金設計となっていて、症例に合わせてコースを選択することができます。

5回コース10回コース15回コース
19.8万円33万円46.2万円

ただし歯の状態によって追加装置が必要な場合は別途料金が必要です。 

詳しくは公式サイトをご覧ください。

キレイラインのメリット・デメリット

キレイラインのメリット・デメリットを以下にまとめました。

メリットデメリット
・異なるマウスピースを交互に使用することから痛みが少ない
・料金設定が分かりやすい
・部分矯正にしか対応していない
・毎回歯型をとる必要がある
キレイラインのメリット

キレイラインのメリットは、他のマウスピース矯正に比べ痛みが少ないという点です。

痛みを感じにくい理由には、キレイラインは交互に異なる硬さのマウスピースを使用することで、徐々に歯に力がかかるため痛みを感じにくいということです。

キレイラインのデメリット

キレイラインは、全体矯正には対応していないことと来院ごとに毎回歯型をとる必要があることです。

通常1ヶ月に1回のペースでの来院が必要で、その度に型取りをしていく必要があるため、頻繁な来院が難しいという方には、おすすめできません。

数ヶ月分まとめてマウスピースを作成できるというシステムの歯科医院もありますので、まずは来院予定の歯科医院へ相談してみましょう。

マウスピース矯正の種類の5つの選び方

今回ご紹介した5種類のマウスピース矯正には、それぞれメリット・デメリットがありましたが、実際にどのように選択すれば良いのでしょうか。

ここでは、マウスピース矯正の選び方をまとめてみましたので、治療を検討している方は参考にしてみてください。

①自分の歯並びに合ったものを選ぶ

マウスピース矯正の種類を選ぶ時は、自分の歯並びの状態や噛み合わせに合っているかという基準で選ぶようにしましょう。

前歯だけの部分矯正で良いという方は、部分矯正のマウスピースを選択することで、治療の料金を抑えることも可能です。

しかし自分では部分矯正でいいと思っていても、実際に診断をすると、部分矯正で対応できない場合やマウスピース矯正自体で矯正治療が不可能というケースもあります。

まずは歯科医院に相談し、詳しい検査を受けてからマウスピースの種類を検討しましょう。

②治療期間

マウスピース矯正は種類によって、治療期間が異なります。

いつまでに矯正治療を終えたいのかなども相談し、マウスピースの種類を選択すると良いでしょう。

③料金が合っているか

マウスピース矯正は種類によって、治療の料金が大きく異なります。

矯正治療は自由診療で、料金も高額である場合が多いためあらかじめ大まかな予算を決めておくと良いでしょう。

予算内で無理なく治療を続けていけるよう、料金はしっかりと確認するようにしましょう。

④メンテナンスやアフターフォロー

マウスピース矯正は種類によって、治療期間中のメンテナンスやアフターフォローの対応もそれぞれ違います。

例えば、保証期間内であれば、何度でも調整可能であるものや、サポートチームに問い合わせをすれば、マウスピースを製造している歯科技工士と連携して、回答をもらえるものもあります。

⑤通院頻度

マウスピース矯正は種類によって、通院頻度も異なります。

マウスピースを作成していくに当たって型取りが必要となるのですが、型取りは初めの検査の1回だけで良いもの、1ヶ月の来院の度に型取りの必要があるものだったりと、選択するマウスピースによってさまざまです。

無理なく治療を継続できるよう、それぞれのマウスピースの必要な通院頻度を考え、分のライフスタイルに合ったマウスピースを選ぶことも大切です。

マウスピース矯正の4つの特徴

最近話題の矯正治療方法であるマウスピース矯正ですが、なぜ最近話題の矯正治療方法なのでしょうか。

マウスピース矯正の特徴をご紹介します。

①マウスピースが透明なので目立たない

マウスピース矯正は、マウスピースを使用するだけで、歯並びを矯正することができるのですが、装着するマウスピースは透明なので目立ちません。

従来のワイヤー矯正で金属のワイヤーが目立つことから、矯正治療を始めにくかったという方にもおすすめです。

②食事や歯磨きの際に取り外せる

マウスピース矯正は、食事や歯磨きの際にマウスピースを取り外すことができます。

従来のワイヤー矯正であれば、数年は装置が外れることはなく食事がしにくかったり、歯磨きが十分にできず口臭や虫歯が発生することもありました。

マウスピース矯正は取り外すことができるため、衛生的で不快感も少なく、手軽に歯並びを整えることが可能です。

③ワイヤー矯正よりも痛みが出にくい

マウスピース矯正はワイヤー矯正と比較して痛みが少ないといわれています。

ワイヤー矯正は装置を付けた時、調整を行う時のほか、金属が歯や歯ぐきに触れて痛みを感じることも多いです。

一方マウスピース矯正は、歯列の形に合ったマウスピースを作成し、ゆっくりと段階的に歯を動かしていきます。

このため、歯の骨や組織へ炎症が少なく痛みを抑えることができるのです。

④金属アレルギーでも治療ができる

マウスピース矯正は金属を使用していないため、金属アレルギーの方でも安心して矯正治療が受けられます。

マウスピース矯正が失敗する4つの理由

マウスピース矯正をした人の中には、

「マウスピース矯正で歯並びが良くならなかった」

「マウスピース矯正をしていたけどすぐに後戻りした」

という残念に感じている声も見受けられます。

マウスピース矯正は、歯科医師の指示を守り、決められた時間や方法でマウスピースを使用すれば失敗することはほとんどありません

せっかく高いお金をかけて理想の歯並びを目指すのであれば、失敗は避けたいですよね。

ここでは、マウスピース矯正が失敗する理由を大きく4つご紹介します。

①マウスピース矯正の装着時間が不十分

マウスピース矯正では、決められた時間装着することが大切です。

マウスピースによって毎日少しずつ負荷をかけていくため、1日20時間以上装着しなければならないものがほとんどで、食事や歯磨きの時以外は基本的に装着しているのが望ましいです。

②マウスピースの交換時期を守らない

マウスピース矯正はある程度歯が動き始めたら、また新しい位置に歯を移動させられるよう新たにマウスピースに交換する必要があります。

交換時期を守らず、同じマウスピースを使用し続けていれば、歯が動きません。

必ず指示された交換時期を必ず守るようにしましょう。

③マウスピース矯正中に虫歯や歯周病になる

マウスピース矯正期間中に虫歯や歯周病になると、マウスピース矯正を一時中断して虫歯や歯周病の治療を優先させなければならない場合があります。

虫歯で歯を大きく削った場合や、歯周病で歯ぐきが弱っている場合には、マウスピースの装着自体ができなくなるため、矯正期間中も虫歯や歯周病には注意しましょう

④保定を途中で辞めてしまう

マウスピース矯正でせっかく綺麗に整った歯並びでも保定(リテーナー)を途中で辞めてしまうと、後戻りのリスクが避けられません。

元の歯並びに戻ってしまうリスクだけでなく、元よりも噛み合わせが悪くなるリスクもあります。

まとめ

マウスピース矯正は、目立ちにくく取り外しできる矯正装置で痛みも少ないことなどから現在話題の矯正治療方法です。

それぞれのブランドで、対応している症例・マウスピースの素材・治療期間・料金などが異なるので自分に合ったものを探してみるといいでしょう。

マウスピース矯正は、根気強く治療を継続していくことが必要ですので、無理なく治療を継続できるよう今の歯並びの状態や予算、治療期間に合わせてマウスピースを選択することが大切です。

わかば歯科クリニックでもマウスピース矯正を行っておりますので、浦安にお住いの方はぜひお越しください。

また、浦安以外でマウスピース矯正をお探しの方は別記事でマウスピース矯正のおすすめ記事もございますので、そちらをご覧になってみてくださいね。

  • 院長写真
  • -この記事を監修した歯科医-
    わかば歯科クリニック院長 板野 賢
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