歯の着色汚れ(ステイン)の落とし方!茶渋や着色を落とす歯磨き粉も紹介!

マスクを外すようになった今、口元について気になったことはありませんか?

人の第一印象は出会ってから、わずか6秒で決まると言われているため、第一印象で好印象を抱いてもらうためには、身だしなみを整えるのと同じように歯にも目を向ける必要があります。

今付いてしまっている着色汚れ(ステイン)を落として、白く清潔感のある歯を取り戻しませんか?

そこで、この記事では、歯の着色汚れ(ステイン)の落とし方についてや、白い歯を保つためについて気を付けるポイント、自宅で簡単に着色(ステイン)を除去できる歯磨き粉もいくつか紹介していきます。

この記事がおすすめの方

  • 歯の着色汚れ(ステイン)が気になる方
  • 歯を白くしたい方
  • 着色汚れ(ステイン)除去・予防の歯磨き粉をお探しの方
  • ホワイトニングを考えている方
  • 口元の印象を変えたい方

この記事で分かること

歯の着色汚れ(ステイン)となる主な原因3つ

歯の黄ばみや着色汚れ(ステイン)に悩んだことはありませんか?

まずは、その黄ばみや着色汚れ(ステイン)の原因について解説していきます。

これら3つの原因を順番に解説していきます。

①食べ物や飲み物による着色汚れ(ステイン)

歯の表面は常に、歯を保護するためのペリクルという薄い膜で覆われています。

何か食べたり飲んだりすると、ペリクルという膜は一時的に剥がれるのですが、食後しばらくするとまた膜で覆われます。

ペリクルに細菌や食べカスが吸着することで歯垢(プラーク)が形成され、さらに食べ物や飲み物の色素が吸着することで、ステイン(着色汚れ)が形成されるのです。

②タバコによる着色汚れ(ステイン)

タバコのヤニは強い着色汚れ(ステイン)へと繋がります。

ヤニの成分であるタールはペリクルに付着しやすく、また唾液中のカルシウムなどと結びついて歯に強固に付着してしまいます。

板野 賢先生よりコメント

タバコによる着色汚れ(ステイン)は歯だけでなく歯ぐきや舌などの組織の黒ずみの原因にもなります。

③酸による歯の傷からの着色汚れ(ステイン)

お酢やスポーツドリンクなどの酸性飲料は歯の表層を薄く溶かします。

薄く溶かされた歯の表面は粗造になり、その小さな凹凸に着色汚れが入り込んでしまうのです。

酸は着色しやすい原因となるだけでなく、虫歯の原因にもなるため注意が必要です。

歯の着色汚れ(ステイン)の落とし方3点!

歯の着色汚れ(ステイン)を落とす方法はいくつかありますが、中でも重要なポイントを紹介していきます。

着色汚れ(ステイン)を落とすには、以下の3つが効果的です。

これらのポイントについて順番に解説していきますので、チェックしてみてください。

①着色汚れ(ステイン)除去・予防の歯磨き粉で歯磨きをする

着色汚れ(ステイン)を除去・予防するためには、適切な歯磨き粉を選んで使う必要があります。

市販の歯磨き粉には「ホワイトニング効果」と謳った商品がたくさんありますが、実際にどれを選べば良いか迷ったことはありませんか?

そんなときは、まず歯磨き粉の裏の成分表示を見てみましょう。

代表的な着色汚れ(ステイン)除去の歯磨き粉の成分には「ピロリン酸ナトリウム」や「ポリリン酸ナトリウム」や「ポリエチレングリコール」があります。

「ピロリン酸ナトリウム」と「ポリリン酸ナトリウム」の成分は、歯の表面からステインを浮かす働きがあります。

「ポリエチレングリコール」の成分にはタバコのヤニをを溶かす働きがあるため、喫煙者におすすめです。

板野 賢先生よりコメント

歯垢の蓄積は歯の黄ばみを増進させるため、歯磨き粉に頼るだけでなく、毎日丁寧に磨くことも大切です。

②定期的に歯科検診に通う

定期的に歯科検診へ通うことも着色汚れ(ステイン)予防のひとつです。

歯科医院での定期検診に通ったことがあるという方ならご存知だと思いますが、歯科医師・歯科衛生士による歯のクリーニングを受けられます。

歯周病予防のために、検査や歯石除去・ポケット内洗浄を行い、最後に再付着を予防するため歯面研磨でツルツルに磨き上げ、同時に着色(ステイン)も除去してもらえます

定期検診の目的には、歯のクリーニングだけではなく、虫歯や歯周病の早期発見や歯を大事にするという意識付けなどの目的もあるので将来の歯の健康のためにも定期的に受診することがおすすめです。

③ホワイトニングを受ける

歯の着色汚れやステインを除去する歯磨き粉で磨いていても、歯科医院での定期検診で歯のクリーニングを受けても、元の歯の色もあるため白さには限界があります

そこで、より歯を白くしたいと考えたとき、ホワイトニングという方法があります。

ホワイトニングとは、過酸化水素という物質の化学反応によって、歯の内面に存在する元の色素を分解し、白く見せることができるという施術です。

ホワイトニングが適応できる歯とそうでない歯とありますので、一度歯科医院へカウンセリングに行ってみると良いでしょう。

歯の着色汚れ(ステイン)をきれいにする方法

歯の着色汚れやステインを除去する方法を上記でご紹介しましたが、一番簡単ですぐにでも実践できるのは「着色予防の歯磨き粉で歯磨きをすること」です。

歯磨き粉のなかには「歯を白くします」と謳った商品はたくさんあるので、実際どれを選べばいいのか悩んだことはありませんか?

テレビCM、ネット広告、パッケージ、値段、口コミなど基準は様々だと思います。

そこで歯磨き粉を選ぶ時に意識したいのは、「裏の成分表示」です。

ドラッグストアで販売されている市販の歯磨き粉から海外のものまで様々な着色予防の歯磨き粉がありますが、ホワイトングを謳っただけの粗研磨で歯を傷つけているだけの商品や、反対に効果があまり得られない商品などもあります。

どんな成分が良いのかということは、専門知識がないと上手に選ぶのはなかなか難しいと思います。

そこで、歯科医師監修のもと成分に注目して作られた着色除去の歯磨き粉を実際に紹介していきます。

【歯科医師監修】歯のステインや茶渋の着色汚れを落とす歯磨き粉3選!

ホワイトニングに特化した商品の中でも、特におすすめの3選を実際の効果と成分を根拠に基づいてご紹介していきます。

なお、こちらの商品については、当クリニックでは取り扱いがございません。各公式サイトからのご購入をよろしくお願いいたします。

これらの歯磨き粉3選についての特徴を解説していきます。

①TaVaTeee(タヴァティー)

TaVatee
画像出典:公式サイト

容量60g
配合成分精製水、濃グリセリン、エタノール、1,3-ブチレングリコール、ポリリン酸ナトリウム、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、キシリット、DL-リンゴ酸、加水分解卵殻膜、アスコルビン酸、ホエイ(2)、シャクヤクエキス、チャエキス(1)、ローズマリーエキス、ホップエキス、クワエキス、ウーロン茶エキス、クマザサエキス、ビワ葉エキス、ローヤルゼリーエキス、加水分解コンキオリン液、オウゴンエキス、ドクダミエキス、アロエエキス(2)、シナノキエキス、サクシニルアテロコラーゲン液、イソプロピルメチルフェノール、β-グリチルレチン酸、香料、カルボキシメチルセルロースナトリウム、キサンタンガム、メタリン酸ナトリウム、フェノキシエタノール、クエン酸、l-メントール
URL公式サイト
タヴァティーの容量と配合成分表

配合成分の特徴

  • ホワイトニング効果・歯ぐきケア・歯石沈着予防・口臭予防に特化
  • ホワイトニングにも使われている3つの有効成分配合
  • 研磨剤無配合のジェルタイプ
  • 発泡剤無配合で泡立ちすぎず長く丁寧に磨ける

\初回約89%オフ 今なら980円(税込)/

※当クリニックには在庫をご用意しておりませんので、こちらからご購入ください。

>>タヴァティーを1ヶ月使った体験口コミ記事

TaVaTeeeホワイトニング効果、歯ぐきケア、歯石沈着予防、口臭予防に特化した歯磨き粉です。

近年では歯への意識も高まり、ホワイトニングに効果のある歯磨き粉と聞くと、研磨剤によって歯が削れてしまうのでは?と心配の声も見受けられますが、研磨剤無配合のジェルタイプです。

そして、ホワイトニングにも使われてる3つの有効成分「ポリリン酸ナトリウム、β-グリチルレチン酸、イソプロピルメチルフェノール」を配合しています。

従来のケアでは落とせない、浸透した着色汚れ(ステイン)を浮かせて分解することで、歯を本来の白さを目指します。

また、ポリリン酸ナトリウムは、歯石の沈着を予防する効果もあることもポイントです。

さらに、発泡剤も無配合で、口に泡が立ちすぎることなく、時間をかけて丁寧に磨くことができます。

歯科医院で勧めている歯磨き粉の成分でも、低研磨剤・低発泡剤または無配合のものが多いため、こちらの歯磨き粉も安心してご使用いただけます。

そして、歯周病予防として抗炎症作用のあるβ-グリチルレチン酸を配合し、口臭予防として殺菌作用のあるイソプロピルメチルフェノールなどの薬用成分を配合しており、ホワイトニング効果だけでなく歯茎や口臭のケアなど全体的にお口の中の環境も整えてくれるというのも大きな特徴です。

ホワイトニング効果も期待したいけれど、歯周病など歯ぐきのケアもしたい方・知覚過敏で歯がしみる方、口臭が気になるという方におすすめの歯磨き粉です。

無添加主な薬用成分効果・効能
×
・石油系界面活性剤
・鉱物油
・シリコーン
・漂白剤
・パラベン
・研磨剤
・発泡剤
・合成ポリマー
・ポリリン酸Na
・β-グリチルレチン酸
・イソプロピルメチルフェノール
・着色除去効果
・歯石予防効果
・抗炎症作用:炎症を抑え、歯肉炎や歯周炎を予防
・殺菌作用:歯肉炎や歯周炎の元となる菌や口臭の元となる菌を殺菌し、歯周病や口臭を予防
【参考】公式サイト

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>>タヴァティーを1ヶ月使った体験口コミ記事

②ブレスマイルクリア

画像出典:公式サイト

容量60g
配合成分【湿潤剤】ソルビット液、濃グリセリン、チャエキス(1)、1,3-ブチレングリコール、ホエイ(2)、
クマザサエキス、ノバラエキス、 ローズマリーエキス、水素添加大豆リン脂質、ウーロン茶エキス、
オリブ油、海藻エキス(4)、ワレモコウエキス、トウキエキス(1)、シャクヤクエキス、ドクダミエキス、
ホップエキス、ポリア スパラギン酸ナトリウム液、DL-リンゴ酸、アスコルビン酸、 パール末、シルク末、ヒアルロン酸ナトリウム(2)、ハマメリスエ キス【基剤】精製水、ヒドロキシアパタイト
【粘度調整剤】無水 ケイ酸、キサンタンガム【発泡剤】2-アルキルーN-カルボキシメチルーN-ヒドロキシ
エチルイミダゾリニウムベタイン【薬用成分】ポリエチレングリコール400、ゼオライト、フッ化ナトリウム、グリチルリチン酸ジカリウム、酢酸DL-αートコフェロール、塩化セチルピリジニウム、イソプロピルメチルフェノール【可溶剤】ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油【清涼剤】トメントール、エタノール【着色剤】酸化チタン、グンジョウ、シアノコバラミン【着香剤】香料【香味剤】キシリット、ステビアエキス、硝酸カリウム 【防腐剤】安息香酸ナトリウム【金属封鎖剤】メタリン酸ナトリウム【溶剤】無水エタノール
【抗酸化剤】天然ビタミンE「清掃助剤】ポリリン酸ナトリウム【pH調整剤】無水クエン酸、クエン酸ナトリウム
URL公式サイト
ブレスマイルクリアの容量と配合成分表

配合成分の特徴

  • 本来の歯の白さを目指すホワイトニング効果・虫歯予防・口臭予防に特化
  • フッ化ナトリウム成分で虫歯予防効果を期待できる
  • 強固な着色も除去しやすい
  • ゼオライト配合で歯石沈着予防に

\初回4,280円オフ 980円(税込)は今だけ/

※当クリニックには在庫をご用意しておりませんので、こちらからご購入ください。

>>ブレスマイルクリアを1ヶ月使った体験口コミ記事

ブレスマイルクリアは歯を本来の白さに戻すホワイトニング効果に加え、虫歯予防・口臭予防に特化した薬用の歯磨き粉です。

ホワイトニング効果としてとても有効なポリエチレングリコール400が含まれていて、タバコのヤニなど強固な着色も浮かせて除去する効果があります。

また、ゼオライトという成分は唾液中のカルシウムイオンと結合し、歯石の沈着も予防することができます。

そしてブレスマイルクリアの特徴は、フッ素と呼ばれる虫歯予防のためのフッ化ナトリウム成分が配合されており、ホワイトニング効果に加え、虫歯予防効果も期待できるという点です。

板野 賢先生よりコメント

銀歯については約70〜80%が再度虫歯になり再治療になっているというデータがあります。また、歯や詰め物の多い人ほど虫歯のリスクが高いと言われているため、フッ素配合の歯磨き粉の選択をおすすめします。

フッ素は世界各国で認められている虫歯予防に有効な成分です。タバコのヤニなど強固な着色が気になる方、またホワイトニング効果に加え、虫歯リスクが高いという方、口臭が気になるという方におすすめの歯磨き粉です。

無添加主な薬用成分効果・効能

・石油系界面活性剤
・鉱物油
・シリコーン
・漂白剤
・パラベン
・紫外線吸収剤
・ポリエチレングリコール400
・ゼオライト
・フッ化ナトリウム
・グリチルリチン酸ジカリウム
・酢酸DL-αートコフェロール
・塩化セチルピリジニウム
・イソプロピルメチルフェノール
・着色除去効果:タバコのヤニなど溶解除去作用
・歯石予防効果
・歯質強化作用:虫歯の発生や進行を予防
・抗炎症作用:炎症を抑え、歯肉炎や歯周病を予防
・殺菌作用:歯肉炎や歯周炎の元となる菌や、口臭の元となる菌を殺菌 し、歯周病や口臭を予防
【参考】公式サイト

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>>ブレスマイルクリアを1ヶ月使った体験口コミ記事

③ミルクリア

画像出典:公式サイト

容量20g
配合成分エリスリトール、炭酸水素Na、ピロリン酸2Ca、クエン酸、結晶セルロース、メントール、クエン酸Ca、ハッカ葉油、パール、ヒドロキシアパタイト、シルク
URL公式サイト
ミルクリアの容量と配合成分表

配合成分の特徴

  • ホワイトニング効果に特化
  • 炭酸ガスと卵の殻由来の成分を元にして作られた天然由来の着色除去成分
  • 粉タイプで着色をダイレクトに吸着・除去
  • 防腐剤や増粘剤が無配合という添加物の圧倒的な少なさ

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ミルクリアは炭酸ガスと卵の殻由来の成分で着色汚れ(ステイン)を除去するホワイトニングに特化した歯磨き粉です。

その特徴は、炭酸ガスの力で汚れや着色を浮かせ、卵の殻由来の成分がその汚れや着色を吸着するというホワイトニングに特化した粉タイプの歯磨き粉です。

炭酸水素ナトリウムには、微細な泡を発生させ歯垢を浮かせて除去する歯垢除去効果、歯の表面の色素や着色物質を除去する作用、ヒドロキシアパタイトによって歯の表面であるエナメル質をコーティングし再着色を防ぐ作用、口臭予防などさまざまな効果があります。

また、粉タイプで水分が含まれていないため、通常歯磨き粉に含まれている防腐剤や増粘剤が無配合です。

また、その他の添加物も少なく安心してご使用いただけます。パウダーを直接付けて磨くことから、着色をダイレクトに吸着・除去することができ、歯が白くなったという効果も早く感じられやすいです。

高いホワイトニング効果が欲しいという方、無添加のものを選びたいという方におすすめの歯磨き粉です。

無添加主な配合成分効果・効能
×
・防腐剤
・PG
・フッ化ナトリウム
・発泡剤
・増粘剤
・香料
・炭酸水素ナトリウム
・ヒドロキシアパタイト
・着色除去効果:タバコのヤニなど溶解除去作用
・歯垢除去効果:歯垢を浮かせて除去しやすくする
・口臭予防効果
・再石灰化促進効果:歯の表面の再石灰化を促進し着色の原因となる表面の細かい傷を修復、コーティングする作用
【参考】公式サイト

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歯に着色しやすい(ステインがつきやすい)食べ物や飲み物とは?

食べ物や飲み物は歯の着色汚れ(ステイン)の原因となると冒頭でお伝えしましたが、具体的にどのようなものでしょうか。

順番に見ていきましょう。

歯に着色しやすい(ステインがつきやすい)食べ物

歯に着色しやすい(ステインがつきやすい)食べ物には以下のものがあります。

①色の濃い食べ物

色の濃い食べ物の代表的なものには、カレーやミートソースなどがあります。

特にカレーに含まれるクミンは歯の黄ばみに繋がります。

②緑黄色野菜

身体に良いと言われている緑黄色野菜ですが、実は歯の着色汚れ(ステイン)に繋がります。

緑黄色野菜に含まれているポリフェノールが着色の原因となるのです。

例えば代表的な緑黄色野菜の、ほうれん草、ニンジン、かぼちゃなどは色が濃く着色しやすいため注意が必要です。

同様に野菜ジュースについても注意が必要となります。

③ベリー類

ぶどうやブルーベリーに含まれるアントシアニンは歯の着色に繋がります。

プルーンやレーズンなども同じく注意が必要です。

歯に着色しやすい(ステインがつきやすい)飲み物

歯に着色しやすい(ステインがつきやすい)飲み物には以下のものがあります。

①コーヒー・紅茶

コーヒーや紅茶に含まれるタンニンはエナメル質に付着しやすく、着色の原因となります。

②赤ワイン

赤ワインはポリフェノールによる色素の力酸の力によって着色へと繋がります。

酸は歯を溶かし歯の表面を粗造にすることで小さな凹凸ができ、着色が入り込みやすくわずかな着色も除去しにくくなります。

③酸性飲料

酸性飲料とは真っ先にお酢のドリンクなどを思い浮かべる方が多いかと思いますが、スポーツドリンクや甘い炭酸飲料にも含まれます。

酸性飲料は歯を溶かし表面を粗造にするため、着色の原因となります。

歯に着色しやすい人(ステインがつきやすい人)

歯に着色しやすい人、歯にステインがつきやすい人はどのような特徴があるのでしょうか。以下の各項目についてそれぞれ解説します。

①歯に着色しやすい(ステインがつきやすい)食べ物や飲み物の摂取頻度が高い方

上記で挙げた着色しやすいカレーやミートソースなどの食べ物が好きでよく食べられる方、コーヒーや紅茶などの飲み物の摂取頻度が高い方は着色汚れ(ステイン)が付きやすいです。

②タバコを吸う方

タバコを吸っている方は、吸ってない方よりも必然的に着色汚れになりやすく、着色(ステイン)が付きやすくなります。

③歯磨きが不十分な方

磨き残しがあったり、日々の歯磨きを怠っていると歯垢が蓄積することで歯が黄ばんで見えたり、着色汚れ(ステイン)がつきやすくなります。

歯垢が蓄積することで歯垢は唾液のカルシウム成分と結合して歯石となります。

歯石は表面がザラザラとしており、その上に着色汚れ(ステイン)が付着しやすくなるのです。

④歯の表面に細かな傷が多い方

歯の表面に細かい傷が多いと、着色汚れ(ステイン)がつきやすく、そして除去もしにくくなります。

傷だらけのプラスチック素材の食器を思い浮かべてると分かりやすいのですが、傷の凹凸の中に茶渋などの汚れが入り込み、簡単には落ちにくくなりますよね。

歯も同様で、傷の中に着色汚れ(ステイン)が入り込むと、簡単には除去できません

⑤唾液分泌が少ない方

口の中の唾液が少ないと、着色(ステイン)が付きやすくなります。

唾液には歯を汚れを洗い流す自浄作用という働きがあります。

そのため、唾液分泌が少ないと自浄作用がうまく働かず、歯垢や着色(ステイン)が付着しやすい環境となるのです。

⑥口呼吸の方

口呼吸をしていると、前歯が乾燥し唾液の自浄作用が働かなくなるため、前歯は着色しやすくなります。

歯の着色汚れ(ステイン)を予防する方法

着色の原因となる飲食物を摂取した後は歯磨きかうがいをする

上記で挙げた歯の着色の原因となる飲食物であるお茶・紅茶・コーヒー・赤ワイン・カレーなどを摂取した後は、歯に沈着する前に歯磨きで除去するべきです。

しかし、外出先で食後すぐに歯磨きというのは難しい場合もあると思いますので、そのような時は軽くうがいをするだけでも良いでしょう。

また、コーヒーや紅茶など飲み方の工夫として、前歯に触れにくくするためストローで飲むという方法もあります。

②タバコを吸う方は禁煙する

タバコを吸っている方は、歯磨き粉やホワイトニングに頼るのではなく一番は禁煙ができるよう心がけましょう

着色(ステイン)の原因だけでなく、歯周病や口臭の原因にもなります。

タバコは口腔内の健康にとっても、全身の健康にとっても、百害あって一理なしです。

③正しい歯磨きを行う

着色を予防するためには正しく歯磨きをする必要があります。

磨き残しがあったり、日々の歯磨きを怠っていると、歯垢が蓄積することで歯が黄ばんで見えたり、着色(ステイン)がつきやすくなります。

そこで歯垢や着色を効率的に落とす磨き方の4つのポイントをお伝えします。

  • 歯ブラシは濡らさず乾いたままの状態で使用する
  • 歯ブラシは鉛筆を持つように軽く握る
  • 鏡を見ながら歯1本につき10〜20回程度動かす
  • 磨く時の強さは150〜200g(歯ブラシの毛先が潰れないくらい)の力で磨く

④定期的に歯科検診へ通う

着色(ステイン)を予防するためには定期的に歯科検診に通うことをおすすめします。

一般的な歯科医院での定期検診では、虫歯や歯周病の早期発見・予防が目的とされているため、保険診療内で着色(ステイン)も除去することができます。

施術のなかには、歯垢の量やポケットの数値の検査・歯周ポケットの内洗浄・歯石除去などがあり、最後に歯面研磨をしてツルツルに磨いてくれます。

ツルツルになった歯は表面の細かな傷が滑らかになることで、歯垢や歯石が付きにくくなり、同時に着色(ステイン)の付着も予防します。

⑤唾液分泌を促進するマッサージをする

唾液分泌を促進するためには唾液腺をマッサージをするのが効果的です。

唾液腺とは主に、耳下腺・舌下腺・顎下腺という3つの部位で作られています。

  • 耳下腺…耳のすぐ下の柔らかい部分
  • 舌下腺…顎の骨の少し奥にある柔らかい部分
  • 顎下腺…エラの骨から顎の内側にかけての柔らかい部分

上記の3点を順番に両手の指先でくるくると動かすようにマッサージしてみましょう。

じわっと唾液が出る感覚が分かるかと思います。唾液を分泌を促進させるためには、毎日少しづつで良いので続けてみましょう。

⑥鼻呼吸を心がける

口呼吸で前歯の着色を防ぐためには口呼吸はやめて鼻呼吸に変えましょう。

口呼吸は上記で挙げたような唾液の働きを阻害し、虫歯や歯周病の原因にもなります。

板野 賢先生よりコメント

口呼吸は鼻呼吸に比べて風邪をひきやすくなるとも言われています。全身の健康のためにも普段から鼻呼吸をするよう心がけてみましょう。

歯磨き粉で落ちない歯の着色汚れ(ステイン)は歯医者のホワイトニングがおすすめ

どんなに歯を白くしたいという思いがあっても、歯磨き粉で白くできるレベルにも限界があり、人それぞれで歯の本来の色素は決まっています。

色々な歯磨き粉を試したが「今よりも白くしたい」という方におすすめなのがホワイトニングです。

ホワイトニングは、ホワイトニングの薬剤に含まれる過酸化水素などと、照射の光で化学反応が起こり歯の内部の色素を壊すことで白く見せています

近年は、ホワイトニングサロンやネットで入手できるセルフホワイトニングも増え、手軽な印象もあるかと思いますが、口の中で化学反応を起こす危険を伴う処置でもあるため、慎重に検討する必要があります。

そこで、歯科医師が在籍していておすすめできる3つのホワイトニング歯科医院をご紹介します。

なお、こちらでご紹介するクリニックの予約は、当クリニックでは受け付けておりません。公式サイトよりご予約するようよろしくお願いいたします。

①ホワイトエッセンス

画像出典:公式サイト

ホワイトエッセンスの特徴

  • 全国に275医院展開する歯科医院
  • 173万件を超えるホワイトニング症例実績があり、施術満足度は92.3%
  • 薬事承認・特許を取得したホワイトニング薬剤

ホワイトエッセンスは2001年からサービスを開始し全国に広がっていき、今では275医院も展開するホワイトニング医院です。(2024年3月末時点)

全国にあるため、地方在住者でもお近くの医院に気軽に通うことができます。

またその症例数も173万件を超え(2024年3月末時点)、来院後に調査したアンケートでは患者様の92.3%(※1)が満足していると回答しています。

そして、薬事承認・特許を取得したホワイトニング薬剤を使用しており、信頼度も高く理想的な白さに近づきやすいというのも大きな特徴です。

※1(集計期間:2021年1月〜2021年12月、対象者:来院後のアンケート回答者30,849名)

\ ホワイトニングの施術満足度92.3%! /

※当クリニックでは予約を受け付けておりませんので、こちらよりご予約ください。

>>ホワイトエッセンスの24時間予約はこちら


②スターホワイトニング

画像出典:公式サイト

スターホワイトニングの特徴

  • 1回2,750円というリーズナブルな価格設定
  • 照射時間は1回たったの8分
  • 年間15万人以上の来院実績

スターホワイトニングの大きな特徴はリーズナブルな価格設定です。

上下の歯16本〜20本でわずか1回2,750円(税抜)と低価格で施術を受けることができます。

無駄なコストを徹底的に排除しているため、気軽にコスパよくホワイトニングを受けたいという方におすすめです。

また、1回の照射時間は8分という短時間で、初回来院時でも1回照射であればカウンセリングも含めトータル20分というスピードで終えられます。

そして、年間15万人以上の来院実績があり信頼度も高いため、気軽に低価格でホワイトニングをしてみたいという方におすすめの医院です。

\全額返金保証付き!/

※当クリニックでは予約を受け付けておりませんので、こちらよりご予約ください。

>>スターホワイトニングの24時間予約はこちら

>>スターホワイトニングの口コミはこちら


③銀座デンタルホワイト

画像出典:公式サイト

銀座デンタルホワイトの特徴

  • 白さ満足度99.8%という口コミ
  • SNSなどで話題
  • 歯科衛生士は全員ホワイトニングコーディネーターの資格を持つ

銀座デンタルホワイトは、現在SNSなどで話題沸騰中の医院です。

人気のインスタグラマーも通っており、雑誌など多数のメディアにも取り上げられています。

また、白さ満足度も驚きの99.8%(※1)と、施術を受けたほとんどの患者様が満足しているという結果も出ているのです。(※1:⽩さ満⾜度とは:のべ新規患者⼈数600⼈/⽉より全額返⾦保証を利⽤されなかったお客様の⼈数で算定。)

そして、在籍している歯科衛生士は全員、日本歯科審美学会認定のホワイトニングコーディネーターの資格を取得しています。

都内で高い技術のホワイトニングを受けたいという方におすすめです。

\ 全額返金保証制度あり /

※当クリニックでは予約を受け付けておりませんので、こちらよりご予約ください。

>>銀座デンタルホワイトの24時間予約はこちら

>>銀座デンタルホワイト口コミはこちら

歯の着色汚れやステインの落とし方でよくある質問・Q&A

歯の着色汚れやステインの落とし方でよくある質問をまとめました。

歯のステイン除去は自宅でもできますか?

着色(ステイン)は自宅で除去できます。

最も手軽な方法は日々の歯磨きです。その際は着色(ステイン)除去の歯磨き粉を使用して磨く必要があります。

正しい歯磨きの方法についても解説しておりますので参考にしてみてください。

歯のステイン汚れはどうやって取りますか?

ステイン(着色)は、歯磨き粉か歯医者の歯面研磨で除去します。

ステイン(着色)除去の歯磨き粉のなかにもたくさんの種類があるため、ご自身のお口の悩みに合わせて選択しましょう。

歯磨きでステインは落ちるの?

歯磨きでステイン(着色)は落ちます。

ただ、落とせる範囲にも限界があるため歯磨きで落ちない着色(ステイン)は、歯科医院で歯面研磨をしてもらうと良いです。おすすめの歯科医院について詳しく紹介しているので参考にしてください。

歯の茶色いシミはどうやって取りますか?

外因性の着色(ステイン)のシミであれば除去できます。

外因性の着色とは、上記で解説した飲食物や磨き残しによって付着したものです。

しかし、シミのなかで生まれつきであるものや、虫歯になりかけている歯という可能性もあるため一度歯科医院へ相談することをおすすめします。

歯のステインは何で落ちる?

ブラシで機械的に磨くことと歯磨き粉の力で落とせます。

ブラシで機械的に磨くこと、歯磨き粉の成分で研磨または化学的に着色を浮かせる力などで、着色ステインを除去することが可能です。

まとめ

この記事では歯の着色(ステイン)の原因から落とし方についてご紹介しました。

歯を白くしたい、着色が気になっているという方は、まずは歯に着色(ステイン)がつく原因から知った上で、以下の歯の着色(ステイン)を落とすポイントをしっかりと覚えておきましょう。

  • 着色(ステイン)除去・予防歯磨き粉を使用する
  • 定期的に歯科検診に通う
  • ホワイトニングを受ける

歯磨き粉やホワイトニング医院はこの他にも多くあるので、まずはかかりつけの歯科医院へ相談してみることをおすすめします。


午前診療時間:9:30〜13:00

午後診療時間:14:30〜20:00

※木曜日の午後は18:00まで ※土曜日は9:00-14:00
※急患随時対応いたします

休診日:土曜午後・日曜日・祝祭日

千葉県浦安市堀江1-10-14第二角万ビル201

「東西線浦安」駅より4番・12番バス5分「堀江東」駅下車徒歩1分
JR京葉線「舞浜」駅より4番・12番バス10分「堀江東」駅下車徒歩1分

わかば歯科クリニック 理事長 板野 賢

  • 院長写真
  • -この記事を監修した歯科医-
    わかば歯科クリニック院長 板野 賢
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