歯の中でもっとも目立つのは前歯です。
そして、人と人が話をするとき、多くの人は無意識的に相手の口元を見ます。だからこそ、歯並びの乱れや着色など悩む方は多いのです。
審美歯科では、歯の機能はもちろんのこと、見た目の美しさにまでこだわって治療を行います。
前歯に悩みを抱えている場合、他人の視線が気になったり自然に笑うことができなかったりと、行動にまで制限がかかってしまうことが多々あります。
白く美しい前歯を手に入れることは、美しい笑顔と自信を手に入れることにつながるのです。
「キレイな歯」には条件があり、一定の比率や割合が存在します。その条件を満たしている歯ほど、「キレイな歯」として認識されるのです。あなたの歯はどうでしょうか?下記の条件をご確認ください。
笑顔を作ったときに上顎からのぞく前歯の先端のラインのことです。このラインの形が下唇の内側のラインにキレイに沿っていると、笑顔が美しく見えるとされています。
横顔から見たときの鼻と顎の先端を結ぶラインのことです。このラインの上か、もしくはラインの内側に上下の唇が入っていると理想的な横顔だといえるでしょう。
前歯の歯肉と歯が接触している部分のラインのことです。ここが左右対称の曲線になっていれば、バランスのいい歯並びをしているといえるでしょう。
ラミネートベニアとは、歯を薄く削った上からセラミック製の板を貼り付ける治療です。ホワイトニングでは白くできない歯でも、自然な透明感を持った美しい白さにできます。
どんなに美しい歯を持っていても、歯ぐきが黒ずんでいたら魅力は半減です。そんな汚れている歯ぐきをキレイにするのが「ピーリング」です。この治療によって、黒ずんだ歯ぐきでも元のピンク色に戻ります。
黒ずんだ歯ぐきに対しては、「フェノールアルコール法」や「レーザー法」といった治療が行われます。ピーリングとは歯ぐきの皮を薄く剥ぐ治療なので、治療直後は多少の痛みがありますが、1~2週間ほどでキレイな色がよみがえります。
差し歯には、被せ物を支えるための土台としてコア(柱)が必要になります。ファイバーコアとは、歯を強化するための土台として中に入れるグラスファイバー製の心棒です。従来、コアには金属製のメタルコアが使用されていましたが、ファイバーコアによって天然歯同様の透過性を持った人工歯が実現しました。前歯のオールセラミック治療でファイバーコアを使用すると、審美性と強度が向上します。
優れた透過性 | 天然歯と同じように光を透過させるため、自然な透明感が得られる |
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しなやか | 一般的なメタルコアと比較してしなやかで破折しにくい |
アレルギーの心配がない | 金属を使用しないためアレルギーの原因にならない |
金属アレルギーの方でも安心して取り付けられる、オールセラミック製のクラウンです。前歯に使用することで、天然歯同様の透明感と強度を兼ね備えた自然な歯が手に入ります。
治療内容 | 古い被せ物を除去し、セラミック歯を装着しました。(上顎前歯4本) |
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治療費 | 1本10万円(税別)×4本計40万円(税別) |
リスク・副作用 |
・自費診療となるため、保険診療と比べて高額になる ・セラミックを入れた歯でも、メインテナンスを怠ると、歯周病になるリスクがある |
前歯の隙間をダイレクトボンディングで埋めました。
治療内容 | 上顎前歯をダイレクトボンディングにより隙間を埋めました。 |
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治療費 | 1本3万円(税別)×2本計6万円(税別) |
リスク・副作用 |
・自費診療となるため、保険診療と比べて高額になる ・メインテナンスを怠ると、歯周病になるリスクがある |